3May
定期付き終身保険と同時に
最も加入してはいけないのが「外貨建て保険」です。
そもそも、ドル円が110円と「円安」傾向のいま
加入してドル円が90円になってしまったら、大損です。
また、情報がとりやすいドル建てならまだしも
オーストラリアドルの為替をチェックできない人が
加入してはいけません。
しかも外貨建ての保険は、外貨に替える時も
円に戻す時も手数料がかかります。
この手数料が保険会社や銀行では高額なのです。
特に一時払いの外貨建て保険は、
銀行等で勧められることが多いのですが
金融機関に手数料がたくさん入る「販売側」にとって
美味しい商品なのです。
6〜10%の手数料が入るので
金融庁の指導もありました。
100万円の保険に入ったら10万円が手数料として
金融機関に入るのですから、本当に美味しい商品です。
円建ての保険に対して外貨建ての方が
利率は高いのですが
為替が動けば、その利率なんて簡単に
消し飛んでしまいます。
リスクの高い金融商品なのです。
販売者は
「外貨建て年金保険を活用することで、
生命保険料控除の適用を受けて節税が図れること、
利率が高く為替差益も期待できることをアピールしよう」
そんなふうに営業してきますが
個人年金保険料控除の対象になっていない
外貨建て保険もあるので、よく調べてくださいね。
そもそも保険の控除額は、年間で12万円です。
全額が控除されるのではありませんから
節税も微々たるものです。
個人型確定拠出年金の方が随分有利です。
さらに、為替差益を期待するなら
80円台の頃でないと、手数料を考えると
利益になりません。
一括払いでない方は、お早目に見直ししましょう。
損切するよりも、損する確率が高いです。
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