お金はため込むと役に立たない？

日経平均株価も２万円を突破して
完全失業率も低下していて

数字上では、景気は回復しているのに
サラリーマンのお小遣いは、過去2番目の低いようです。

株式投資のために、企業の決算書を
たくさん見る機会がありますが
企業業績が上がっていると感じます。

特に配当金が弾んでいる企業多いです。

また、下記の記事を読んでみると

「企業の金融資産、現預金残高は
過去最高を更新した」

と、あります。

つまり企業業績が良くても
社員に還元されている企業が少ないと
いうことなんですね。

社員の給料を上げるのではなく
株主への配当を上げるのか
会社への内部留保をしているのです。

でも、一番私が危惧しているのは、
日銀統計の記事にある下記の文章です。

「現預金の増加は４１四半期連続で、
普通預金など流動性の高い資産が
選好される傾向が続いている」

企業も内部留保して現金の保有を高めているのと
同様に

家庭でも、普通預金が高いとは…

とても残念ですが、現金をため込んでいる限り
景気はよくなりません。

企業も家庭も現金をため込んでいるので
お金が社会に回っていないのです。

お金は肥料と同じで
集めておくと、臭くなって役立ちませんが
少量をまくと、植物が育ちます。

少しで良いので、普通預金だけでなく
株や債券に分散しておきましょう。

社会の中に自分のお金がどのように回るのか？

これが理解できると、お金を増やせます。

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