就職氷河期の女性の年金 大丈夫？

東京都の企業の結果ですが、人手不足が深刻化しています。

帝国データバンク発表の下記資料では、
東京都の企業の半数が正社員の不足を感じている
という結果でした。

・人手不足に対する企業の動向調査（東京都）


2017年には、人手不足倒産が12件も発生しています。

いまの大学生は、就職先を選べるようになっていて
就職氷河期を体験された方には、
うらやましいかもしれません。

就職氷河期は、1993年から2005年まで続きました。

当時私は、雑誌社で広告営業をしていて
クライアント企業に伺うと

「新入社員は、ワンランク上の大学が多くなった」

と、話していたのをよく覚えています。


就職氷河期でも正社員として就職できた方は
良かったのですが

当時は、正社員となれずに派遣などの非正規雇用に
多くの人が流れました。


就職氷河期を体験された方の現在の年齢は
40歳から47歳です。

非正規雇用には、特に女性が多かったと
当時記憶しています。

正社員として就職できなかった方は
年金定期便で、自分の年金額をよく確認してくださいね。

厚生年金加入期間が少ないと、年金額が少ないです。


私が危惧しているのは、女性の多くは最終的に
「おひとり様」になる可能性が高いということ。

特に40代は、就職氷河期を体験されている方が多いので
年金額が少ないケースがあります。


しかも40代のお給料は、現在の50代よりも上がりません。


なぜなら、60歳定年後65歳までの再雇用をするのに
企業は、

40代の昇給率を引き下げて対応しているケースが
あるのです。

40代の方、特に女性は、おひとり様の老後を
しっかりとイメージして

今から、投資を利用して「資産形成」を
しっかり計画してくださいね。