17Oct
どうして、家庭の資産が預貯金だけでは危険なのか?
インフレと金利の関係を解説しましょう。
まず、金利には「名目金利」と「実質金利」があります。
名目金利とは、普段私たちが
目にする表面上の金利です。
実質金利とは、名目金利からインフレ率を
引いたものが「実質金利」になります。
実質金利=名目金利−インフレ率
つまり、インフレ率の高い新興国の金利が高いのは
インフレ率、物価の上昇率が大きいからです。
さて、日本のインフレ率を見てみると
2013年は0.36%。14年 2.75%、15年は 0.79%です。
一方、銀行のスーパー定期預金は、年0.010%
普通預金は、0.001%です。
15年のインフレ率で、前述の式に当てはめてみると
実質金利=0.010−0.79
なので、-0.78%となります。
つまり、どういう状態なのでしょう。
銀行に100万円は、スーパー定期で
1年後100万100円になります。
ところがインフレ率が0.79%なので、
100万円のモノは、1年後100万7900円に値上がりしているのです!
2013〜15年の平均インフレ率が1.3なので
少なくとも、2%以上の利率がある金融商品で
運用しないと、家計が目減りするということです。
家計の資産は、全体で考える必要がありますから
預貯金だけでなく、投資商品も取り入れるということです。
ただし、注意して欲しいのは
この記事を読んで、相談する人を間違えないこと。
私は、金融商品の見直しをたくさんしていますが
必ずと言っても良いほど
一番のピークを迎えている資産を勧められる
ケースが多いです。
たった2%以上の金利があれば良いのですから
リターンよりも、リスクを考えて選んでくださいね。
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