30Aug
過去に何度か書いているのですが
「つみたてNISA」について
お問い合わせをいただいたり
制度自体を知らない方が多いので
繰り返し一般NISAとつみたてNISAの
選び方をご紹介しますね。
まず、2018年から始まった「つみたてNISA」は、
年間40万円の積立で購入した投資信託の利益が
20年間非課税という口座です。
ただし、積立できる投資信託は、
金融庁が制限をしていて、下記の一覧の
投資信託のみです。
さらに、金融機関によっては、上記商品を
選んで販売しています。
金融庁の基準としては、購入時の手数料がかからないこと、
その他の手数料も少ない投資信託となっています。
つまり、初心者の方が、どれを選んでも
金融機関の儲けになる投資信託はありません。
なので金融機関が、積極的に広告もしてないですよね(笑)
一方、一般のNISAのおさらいです。
一般NISAは、2023年までが非課税期間です。
こちらは、投資信託に指定もありませんし、
株や上場している投資信託のETFも購入できます。
非課税額も120万円と大きいです。
さて、どちらを選んだらよいのか?
まず、投資にどのくらいお金が割けるのか。
最低限生活費の6ヶ月分は、預貯金で確保してくださいね。
その上で、20年間使わなくてもいいお金でしたら
「つみたてNISA」でも良いでしょう。
これから投資を始めるのでしたら
トータルの金額では「つみたてNISA」の方が多いです。
ただし、教育費の一部を運用したい場合などは
20年は長すぎます。
我が家も教育費のピークが6年後にくるので
そこでお金を使うので、一般NISAの方が良いのです。
また、2014年にはじめた一般NISAで
資産がマイナスになっている人は、
ロールオーバーした方が有利なので
一般NISAを選びましょう。
つみたてNISAを選んでしまうと、
ロールオーバーできません。
つまりまとめますと
・20年くらい使わないお金の場合→つみたてNISA
・2023年くらいに使う予定がある人→一般NISA
と、なります。
つみたてNISAも20年間引き出せないことは
ありませんが
投資信託だけなので、長く続けた方が
リターンも上がります。
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