10Oct
調べモノをしていて、面白い記事を見かけたので
ご紹介します。
投資信託の信託報酬は、投資信託を運用している限り
日割りでかかる手数料です。
信託報酬というと、投資信託を運用している会社が
必要としている手数料と思いがちですが
モーニングスター社の調査では、
販売会社と運用会社を比較すると、取り分はほぼ
同じなのです。
また、運用会社への信託報酬の高いファンドは
リスクが高い傾向にあることも浮き彫りになりました。
もうひとつ、販売会社への信託報酬が低いファンドでは
純資産額が大きい傾向にあることも判明。
コストを気にする投資家が多いことが伺われます。
実際に、7/23日時点で純資産が最も多い投資信託
「新光 US-REITオープン 『愛称 : ゼウス』」の
信託報酬の内訳を見てみました。
100億円以下の部分 運用会社0.85% 販売会社 0.6%
300億円500億円以下の部分 運用会社0.75% 販売会社 0.7%
1,000億円超の部分 運用会社0.65% 販売会社 0.8%
ちなみに、純資産は1,364,468百万円です。
純資産から考えると、販売会社の取り分が大きいことがわかります。
一方、純資産が最も少ない投資信託「乙女のお財布ファンド(債券型)」の
信託報酬の内訳は
運用会社 0.7%販売会社 0.75%でした。
二番目に純資産が少ない投資信託
「アムンディ・欧州リート(高金利通貨)<毎月>」の内訳は、
運用会社 0.2%販売会社 0.75%でした。
投資信託は、販売会社にお金が回るように
なっているようです。
投資信託を購入する前に
どこに利益がいく投資信託なのか、調べて見るのも
面白いですね。
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