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投資信託でデリバティブを使う理由、ご存じですか?

先日「デリバティブ」特に先物取引について
解説しました。

復習ですが、先物取引とは
あらかじめ売買価格を決めておくこと」でした。

今日は、インデックス型の投資信託の目論見書に
書いてある「デリバティブ」について
解説します。

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インデックス型の投資信託がデリバティブを使うのは
ヘッジ目的」です。

「ヘッジ」ってなんでしょう?

リスクヘッジのことです。

リスクヘッジとは、起こりうるリスクの程度を予測して、
リスクに対応できる体制を取って備える
ことです。

リスクに対応するために「先物取引」を使うのです。


特に海外の資産の場合にヘッジ目的で
デリバティブを利用しています

為替は急劇に変化することが多いからです。

例えば、一方的に円が下落することを
最小限に食い止めるために、
先物取引を使ってリスクを回避します。

外貨を買い付けると同時に、
先物市場で同量の売り注文を出して、

円の値下がりが続きそうなときに、先物市場で先に売ったものを買い戻せば、

為替取引で生じた損失をカバーできます。

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つまり、買うのと同時に売るので
利益も損益もゼロ
になるということです。

先物取引は、あらかじめ売買価格を決めておくこと
ですから「○○円で売る」という取引ができるのです。

もちろん、先物取引をすると手数利用がかかります。

拙書の「9マス分散式ではじめる積立投資信託
の128ページにコストの確認方法は書いてあります。

お持ちの方はチェックしてみてくださいね。
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