13Oct
先日「デリバティブ」特に先物取引について
解説しました。
復習ですが、先物取引とは、
「あらかじめ売買価格を決めておくこと」でした。
今日は、インデックス型の投資信託の目論見書に
書いてある「デリバティブ」について解説します。
インデックス型の投資信託がデリバティブを使うのは
「ヘッジ目的」です。
「ヘッジ」ってなんでしょう?
リスクヘッジのことです。
リスクヘッジとは、起こりうるリスクの程度を予測して、
リスクに対応できる体制を取って備えることです。
リスクに対応するために「先物取引」を使うのです。
特に海外の資産の場合にヘッジ目的で
デリバティブを利用しています。
為替は急劇に変化することが多いからです。
例えば、一方的に円が下落することを
最小限に食い止めるために、
先物取引を使ってリスクを回避します。
外貨を買い付けると同時に、
先物市場で同量の売り注文を出して、
円の値下がりが続きそうなときに、先物市場で先に売ったものを買い戻せば、
為替取引で生じた損失をカバーできます。
つまり、買うのと同時に売るので
利益も損益もゼロになるということです。
先物取引は、あらかじめ売買価格を決めておくこと
ですから「○○円で売る」という取引ができるのです。
もちろん、先物取引をすると手数利用がかかります。
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