5Sep
投資信託の基準価額は、毎日保有している 株や債券をその日に売却したら、いくらになるか? という計算をして基準価額が決まります。 毎日価格が変わるのは、毎日計算しているからです。 もしも現物の株を保有していれば 自分で持っている株をすべて売却したら いまいくらなのか? その計算と同じなのです。 ですが、債券の場合少し事情が変わります。 通常債券は、その債券を発行している 国や地方公共団体、企業が倒産しなければ 満期になれば、購入した金額に利息が付いて 戻ってきます。 通常個人で現物の債券を購入する場合は 満期まで保有することが多いですね。 ところが債券は、途中で売ることが可能なのです。 途中で売却する時には、発売された時の金利を使って 計算をします。 その計算は、複雑なので覚える必要は ありませんが、 発売された時の金利に債券の価格は影響されると いうことです。 債券の場合、金利が高いと債券価格は低くなります。 これは借用書に置き換えて考えてみるとわかりやすいです。
信用のある会社には、低金利でお金を貸しますが お金を返してくれる信用力が低い会社では 金利を高くしないと借りられないのです。 つまり、高い金利の債券は お金が戻ってくる確率が低いため債券価格は低下します。 したがって債券に投資する投資信託の場合 実際には、売買しませんが 「今日売却したらいくらになるか?」を 計算するので、金利が低いと債券価格は上昇します。 現在日銀のマイナス金利導入で 債券の金利は、非常に低い状態です。 つまり「割高」ということ。 そこを意識すると、買うべきタイミングが計れますね。
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