20Feb
株式投資をしていると「自社株買い」という言葉を 聞くことがあると思います。 企業のホームページの投資家の皆様へと言うページで 「自己株式の取得に係る事項の決定に関するお知らせ」 などを目にした人もいるのではないでしょうか? 自社株買いとは、上場企業が自らの資金を使って、 株式市場から自社の株式を買い戻すことです。 企業が取得した自社株は、 「金庫株」として株式のまま保有されます。
その後「自社株消却」と言って株を消却して しまうこともあります。 すると発行済みの株が少なくなりますよね? 発行済みの株が少なくなれば 1株当たりの株価は高くなります。 利益÷株数 と考えてみましょう。 10÷10=1ですが 10÷5=2になります。 1株当たりの利益の増加として 自社の利益を株主に支払うという意味になるのです。 株価が急落した時に自社株買いをして 投資家が離れるのを回避するケースもありますね。 また、業績悪化して「下方修正」を発表する時に 株主へのお詫びとして自社株買いを発表することもあります。 株式市場で株主重視の姿勢が より求められるようになってきたからです。 また株価だけでなく、配当金を分配する時も 分母が少なくなるので、分配率が上がります。 株式投資の指標「配当性向」が上がります。 自社株買いの情報を事前に知ることは 難しいですが 自社株買いのリリースが出たら ・どのくらいの株を買うのか ・自社株買いをする期間はどのくらいなのか ・株式の取得方法はどうするのか ここに注目してみましょう。 自社株買いの期間が長いとすれば、 長期的なリターンを充実させた経営を行っている と、アピールしていると考えられますね。 株式投資をはじめると、見る資料が増えますが 楽しみながらできるといいですね!
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