17Jan
投資の効果を説明する時に「複利」を説明することが 多いですね。 ただし気をつけなければいけないのは
複利はプラスの時期が多くないと 思ったほどの複利効果がないのです。
たまに見かけるのですが「〇年で資産を倍にする方法」等と 複利効果を紹介しているケースです。 例えば、7年で資産を倍にするには、 10%を複利で運用する必要があります。 私は自分自身で運用をしているので その実感として感じることなのですが 常に10%の運用益を出すのは かなり難しいです。 エクセルなどでシミュレーションするとわかるのですが 毎年+3%で運用した場合と、奇数年+12%・偶数年▲6%の 運用となった場合を比較してみると 40年後に3%運用では326万円となるのに対して、
奇数年+12%・偶数年▲6%は280万円にとどまり、 年を追うごとに両方の差が大きくなります。 また毎年コンスタントに10%利益を出すには リスクのある資産を入れる必要があります。 リスクのある資産というのは、
リターンが高い時もありますが、マイナスになる時もある 資産のことです。 リスクとリターンは表裏一体なので
大きく増えるものは、大きく減らすこともあります。 投資をはじめるタイミングにもよりますが
景気低迷期は、株価が上がりませんので 10%は難しいのです。 投資をはじめるタイミングを選ぶか
拙書「9マス分散式ではじめる積立投資信託」 で紹介したように、売買のタイミングを上手に できないと難しいのです。 もちろん、アベノミクスが始まってすぐの
2012年12月からの7年間でしたら 日本株の投資信託を運用することで
倍にはなると思いますが タイミングが良いということです。 複利は常に「プラス」であることが条件であること。
常にプラスにするには、分散が効果的であること。 これを忘れずに!
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