29Mar
昨日のブログで、複利の話を書きました。 複利の効果について、もう少し補足したいと思います。 複利とは「元本だけでなく、利子が利子を生む」 ということ。 元本と利子を足した金額に対して、利子が付く仕組みです。 ローンなどは、複利で増えていきますので 長い年月借りると、借りたお金の何倍も支払うことになります。 複利を理解するには、対義語の「単利」の仕組みも 理解できると早いですね。 単利は、最初の元本だけが利息を生み続ける仕組みです。 債券や定期預金は、単利です。 複利の効果は、10年を過ぎた頃から 大きな違いがでてきます。 100万円 年利10%で単利と複利の違いは 下記ほども違うのです。 10年:単利 200万円 複利 260万円 20年:単利 300万円 複利 673万円 30年:単利 400万円 複利1,745万円 住宅ローンも35年でなく、短い方が返済額は 少なくなります。 映画「マルサの女」で脱税犯のセリフを 例に考えてみましょう。 「あんた今、ポタポタ落ちてくる水の下に コップを置いて水ためているとするわね。 あんたのどが渇いたからといって、 半分しかないのに飲んじゃうだろ。これ最低だね なみなみいっぱいになるのを待って、 それでも飲んじゃだめだよ。 いっぱいになって、溢れて、ふちから垂れてくるやつ。 これを舐めてがまんするの」 複利で増やせば、水が満たされるのも早いですし 老後は、ふちから垂れてくる水が年間で 100万円~200万円になっていたら、いいですよね。 例えば、2000万円を10%で運用できていたら? 年利10%で年間200万円です。 キャッシュを生み出す装置ですよね。 このキャッシュを生み出す装置を3つ持てると さらに安心です。 少額の積立投資信託からはじめて ある程度お金が貯まったら 下記の現物投資も取り入れると安全性が高く リターンも大きくなります。 株式投資、不動産投資、債券投資の財産3分法です。
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