26Feb
新しい所得連動返還型奨学金制度をご存じですか?
来年度の新規採用者の奨学金から
新しく所得連動返還型奨学金制度が適用されます。
現行の所得連動返還型奨学金制度は、
2012年に適用され
無利子奨学金の貸与を受けた本人が
卒業後に一定の収入を得られるようになるまでの間、
申請により返還期限を猶予するものでした。
新しい制度は、年収に応じて毎月の返済額が決まる仕組みで、
貸与総額に応じた一定額を返済する
「定額返還型(通常の無利子奨学金)」と
選択制になります。
少しわかりにくいので、具体例で考えてみましょう。
月額5万4,000円、4年間で259万2,000円の
奨学金を借りたとします。
現行の定額返還型は、15年間1万4,400円の
一定額を返還していきます。
新しい所得連動返還型は、
年収に応じて返す月額が決定します。
上記と同じ額を借りた場合
・年収200万円で、月額約4,700円
・年収300万円で、月額約8,900円
・年収400万円で、月額約13,500円
と、年収によって返済額が変化します。
返還制度が選べるのは有り難いですが
どちらにしても、奨学金を借り過ぎると
親から子への負の連鎖になってしまいます。
お子さんが生まれた時から
大学費用は決まっていますので
早くから、準備することが大切なのです。
時間があれば、投資も取り入れることが
できますよ!
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