15Apr
昨日の熊本での地震にて、震災に被災された方々には
心からお見舞い申しあげると共に
救出活動に尽力されている皆様には
安全に留意されご活躍されることをお祈りいたします。
倒壊家屋からの救助のニュースが報道されていますが
現在の耐震基準は1981年に導入されました。
1995年の阪神・淡路大震災でも、住宅の倒壊
による犠牲者がでましたが、その被害は、1981年以前の
住宅に集中していたのです。
耐震基準に満たない住宅は、戸数にすると 650 万戸と
調査されています。
(国土交通省・住宅・建築物の耐震化の促進より)
国は、2020年までに耐震化率を95%まで
高めようとする目標を掲げていますが
今回の地震でも残念ながら倒壊家屋はありました。
まだ耐震基準に満たない住宅があったということです。
もしも、耐震基準に満たない場合は、
早めに対策しておきましょう。
『耐震補強助成金』についてご存知ですか?
新耐震基準以前の戸建住宅の耐震補強について、
診断費や耐震補強設計費、耐震補強工事費の一部を
自治体が助成してくれます。
自治体によって違いますが、耐震診断士を無料で
派遣してくれる市町村があります。
補強工事費は、一戸あたり50万円前後が多いですが、
自治体によって、200万円までの助成もあります。
お住まいの自治体の助成制度を調べておきたいですね。
東京都では、耐震化助成制度の各自治体リンク
を公開しています。
★コチラのレポートもご参考に
東日本大震災の時に書いたレポートです。
地震保険や生命保険の請求のポイントや
罹災証明の取り方、税金の優遇について書いています。
元の原稿が見当たらなかったのですが
メルぞうにまだアップされていました。
お知り合いに被災された方がいらしたら
是非差し上げてください。
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