25Oct
老後の資金は、早く始めれば始めただけ
少ない資金で準備できます。
それは、投資の力を借りることができるからです。
月額4万5,000円を年利8%、35年複利で増やせば
1億円は貯まります。
複利の効果は、年数が長ければ長いほど
雪だるま式に増えます。
なので、少額でもよいので早く始めることが重要です。
このように書くと必ず、
「若い人でないとできないことですね」
と、いうご意見をいただくのですが
50代・60代の方ほど、安全にお金を増やす技術を
習得する必要があります。
日本の年金システムは、ちびまる子ちゃんの
家庭のように、おじいちゃん・おばあちゃんが
子どもと同居することを前提に作られています。
「住む所が確保できて、日々の食事には困らない」
これが前提なのです。
つまり、家計の中で一番ウェイトが高い
住宅費と食費は、自分で準備することが前提です。
月額の手取り30万円で生活しているのでしたら
家賃と食費分の月約12万6,000円は、
自分で準備してくださいということです。
100歳まで生きるとしたら5,292万円必要なのです。
これでも介護費用は含まれていません。
お金を増やしながら使えば、お金は長持ちします。
年利5%でお金を増やせるようになっていれば
2%分を使ってしまっても、3%で運用しているのと同じです。
「生活保護基準相当で暮らす高齢者およびその恐れがある高齢者」
を下流老人というらしいですが、
現役の頃、年収700万円あっても、下流老人化してしまう
ケースがあります。
「普通の老後」が難しい 年収700万円でも老後は「ギリギリ」
60代からでも、間に合わないことはないのです。
自分が80代になった頃に使うお金を増やすことは
できるからです。
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