4Feb
先月が誕生日でしたので「年金定期便」が届きました。 会社員時代、厚生年金に未加入の企業で働いていたり 出産後に転職したらお給料が激減したりで あまり多くの年金は支給されそうもありません。 一方、主人は事業部が何度も他の会社に売られて 会社名は何度も変わっていますが ずっと同じ事業部で働いていますので 私と比べて厚生年金が手厚いです。 なので我が家の場合、私の年金は繰り下げて受給した方が 良いかもしれません。 まだまだ先の話なので、もしかしたら制度が変わって いるかもしれませんが 現在の制度がそのまま活用されるとして シミュレーションしてみましょう。 どうして、私の年金だけ繰り下げするのか? 主人の年金は、厚生年金が手厚いので 繰り下げ受給をすると、納税額が多くなることは必須です。 年金以外の収入がないとして、シミュレーションすると 65歳以上の場合公的年金等の収入金額が330万円未満の場合 公的年金等控除額は120万円です。 さらに誰でも適用がある所得税の基礎控除の38万円を プラスすると158万円を超えると所得税がかかります。 幸か不幸か私の年金受給額は、これからも158万円を 超えることはないでしょう。 会社員の場合、基礎年金とそれに上乗せされる厚生年金 があります。 私の場合、厚生年金は今のところ27万円くらい。 基礎年金は、学生時代の数年間支払っていませんでしたので 満額から少しかけるとして75万円で計算してみます。 年金を5年繰り下げすると、42%増えますので 75万円×42%=31.5万円増えることになります。 75万円+31.5万円+27万円(厚生年金分)=133万5000円。 158万円まで届きませんね。 これから、厚生年金分が多少増えるとしても まだ、158万円-133万5000円=24万5000円まで 所得税はかかりません。 私の年金は、繰り下げした方が長生きリスクにも有効です。 繰り下げた分、長く働く必要はありますが 仕事は好きなので、それは問題ないと思います。 ご夫婦で年金のシミュレーションを 是非やってみてくださいね。
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