10Jul
2002年に解禁された「ペイオフ」。
1000万円以上の資産をお持ちの方は
少し意識した方が良いですね。
ペイオフとは、金融機関が破綻した場合
1人につき1000万円までの元本と利息を
保証するというものです。
ペイオフ解禁以前は、「預金者保護法」で
預金先の金融機関の経営が破たんしても
預金の全額が保護される決まりになっていました。
1997年から98年にかけて
大手金融機関が連鎖的に破綻しました。
その事もあり金融機関の自己責任意識が
薄れさせるという批判もあり
アメリカの制度をマネてペイオフ制度を
導入することになったのです。
実際に2010年に日本振興銀行が破綻した時に
初めて発動されました。
この1000万円は、普通預金と定期預金を合わせてです。
外貨預金は、保護対象ではありません。
私は20代の頃から運用をしているので
銀行に1000万円あるなんて、考えられなかったのですが
主人は普通口座にポンと入れていました。
その後ご相談をいただく中でも、
しばしば1000万円以上普通預金に入っている人は
見かけます。
万が一の時のルールですが
意識しておいてくださいね。
1000万円を超えたら、他の金融機関に振り分ける。
もしくは、国債にしておくのも良いですね。
個人向け国債は、国が元本と利息を保証しています。
または、当座預金を利用しても良いでしょう。
当座預金とは、企業や個人事業主が
小切手の支払いを決済するための口座で
利息は付きませんが、全額元本保証です。
ただし、ATMや振込支払はできません。
最近は、小切手や手形の取引が少なくなっているので
利用している会社や個人の人も少ないですが
1000万円以上、自由に使えるお金がある人は
当座預金の開設を一考しても良いでしょう。
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