24Sep
金融機関からお勧めの投資信託を購入したのに常にマイナス…
でも、新興国の人口のピークはあと30年後なので、ずっと保有していればいつかは元に戻るかな?
取り合えず保有を続けよう。
その考え方は、間違ってはいないのですが
投資信託には「繰上償還」というものがあるのです。
繰上償還とは、例え期限のない投資信託でも運用を終了して、その時点の時価で投資家に現金を返還することです。
投資信託を運用するには、コストがかかります。
残高が減少している投資信託は
運用を続けると赤字になってしまうのです。
投資信託で資産を運用している場合
「繰上償還」は、もっとも避けたい事態なのです。
そんなに頻繁にないでしょう?
と、思われるかもしれませんが割とあるのです。
見極めるためには、どうしたら良いのか?
まず、目論見書を見てください。
最後から2番目辺りのページに繰上償還について記載されています。
多いのは「受益権口数が10億口を下回った場合」と
書かれているタイプです。
ただし実際には、受益権口数が10億口を下回っても
すぐに繰上償還にはなりません。
年に1度発行される「運用報告書」で
受益権口数を調べるクセをつけましょう。
受益権口数なんて、難しいコトバですが
要するに、残高のことです。
投資信託は、株のように1株という単位ではなく
1口という単位で数えます。
投資信託の基準価額が低下すると損切する投資家が増え
あっと言う間に受益権口数が少なくなることも。
10億口を少し下回ったばかりだから
価格がもう一度不死鳥のごとくよみがえるまで
待ってみよう…
残念ながら不死鳥のごとくよみがえると夢見るのは危険です。
何時投資家が離れていくのか予測するのは難しいので
・利益がでている時は、利益確定すること。
・運用報告書が更新したら、必ず目を通すこと。
このふたつが重要です。
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