2Jul
「毎月5万円を積立て25年後に1億円」と
昨日も書いたように、海外の金融商品は
夢のある文句が並べられています。
私も海外には、きっと夢のような金融商品が
あると思い、マレーシアやフィリピンなど視察した
こともあります。
特に海外不動産投資では、既に割高になっている
新興国ではなく「フロンティア諸国」に
関心が高くなっています。
ただしフロンティア諸国は、新興国よりも
さらに経済の発達が遅れている国々です。
人口も爆発的に増えると期待されているので
不動産も高く売れるというのですが……
まず、そのような国では、外国人が購入できる
不動産は、限られています。
つまり、現地に住む人は、絶対に購入できない
高額なマンション(海外ではコンドミニアム)しか
購入できなかったりします。
現地の方が買えないのでしたら、
爆発的な人口増加は、関係ないと思いませんか?
外国人が購入した高級マンションは、
同じく外国人にしか売れなません。
新規参入する外国人ならば、中古のマンションよりも
新築マンションの方が欲しくなりませんか?
結局買い手がつかなくなる可能性が大きいのです。
フロンティア諸国の不動産は、リスクが大きすぎるので
金利の高い国で、銀行の定期預金を作ろうと
考える人もいます。
不動産を購入するよりは、いいかもしれませんが
少し冷静になって考えてみましょう。
金利が6%近くあるフロンティア諸国の銀行の定期預金は
一見、魅力的に見えます。
ところがフロンティア諸国は、まだ株式市場もない国が
ほとんどなんです。
つまり、金融市場が発達していないので
日本の銀行と同じように考えてはいけません。
必ず格付け会社で、現地銀行の格付けを確認してみましょう。
格付けが低い銀行でしたら、倒産の確率が高い銀行ということです。
つまり、格付けの低い銀行の定期預金は、
「非常に投機的な債券」を購入することと同じです。
日本と違って、預金保護機構がない国がほとんどなので
銀行が倒産したら、お金は戻ってきません。
————————————–
いつも川畑明美のブログをご覧いただき、
どうもありがとうございます。
実は、読むだけで投資の基礎がわかる
無料のメールセミナーを公開しています。
セミナーも、きっとあなたのお役に立てることと
思いますので
もしよろしければ、受講いただけると、
とてもうれしく思います。
おかげ様で「知らなければ損をしていた」と好評いただいております。
※投資の基本がわかって、お金を増やすことができる
「お金を殖やす基本5ヶ条」購読はコチラ
「9マス分散式ではじめる積立投資信託」を購入すると
特典がもらえるキャンペーン実施中!
関連記事
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。